ある人形使い一家の肖像

大黒柱だった父親を急に亡くした人形劇団はガラガラと崩壊。

人形の洋服の手入れなどをしていた祖母も父に続いて亡くなります。

家族だけで成り立っていた劇団の悲劇ですね。

長男のルイはかねてから希望していた演劇の道に進み、その世界で認められていきます。

2人の娘の行く末は描かれていませんが、新しい道を探して行くだろうという前向きの様子が感じられました。

一足先に自分の道を歩んで、上手くいっている長男の応援もありそうです。

残された3人が新たな道を歩んでいくのが感じられたのが救いです。